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向上心がないと言われ年上の彼女から振られた現状維持派の大人になりきれない41歳独身、憧れの無職を目指す古林元気のブログ!!



2014年11月

 大人になるって事=ウソをつけるって事

 基本、俺は根がマジメだから中々ウソをつく事が出来ない。そりゃ、今までウソをついた事はある。でも、心の何処かで物凄い罪悪感を感じる。 なので、些細なウソでもなるべくつかないように生きてきたつもりだ。

 でもね、軽いウソなら罪悪感を感じないで、ついた方がいいと思うんだよね、子供じゃないんだから、39歳の大人でしょ?大人になるって事は上手くウソもつけるて事だと思う。俺みたいな正直者は損しかしない。特に今の世の中、正直者がバカをみる世の中だ。

 なので、今日ウソをついた

 俺を振った彼女から昨日の夜Lineが来たんだ。彼女の姪っ子が、何故か?中2にも関わらず、何故か?11月17日に行われる小林幸子のライブの抽選に当たったけど、行けないのでチケットをオークションに出して売ってもらいたいとね、

 それを今日の朝見たんだけど、流石に日にちが急すぎる、手元にチケットがあるなら、出品して昼締め切りで出すことも出来るが、手元にない。そもそも、今まで何度かチケットをオークションに出した事があるけど、必ず日にちに余裕を持たせている。ここまで直前のチケットはトラブルになる可能性があるからだ。俺個人としては絶対に日にちの迫ったチケットは出品しない。

 それと、待ち合わせをすると必ず30分以上遅刻をする、この時間にルーズな彼女に落札後の取引を任せる事ができない。

 もし落札されたとしても、時間の迫ったコンサートのチケットを俺が指定した時間までに投函してくれるか疑わしいからだ。なので、オークションに出品したくない。

 いつもなら、日にちが迫りすぎてオークションに出す事が出来ないと言うのだが、今回は出品したけど、落札されなかったとウソをついた。

 最初から出品出来ないと言うより、出品したけど落札されなかったと言った方が印象がいいと思ったからだ。

 俺が思うに私の為にやってくれたと思わせるのが肝心でしょ?特に女は自分の為に何かをしてくれたてのが大事なんだろ?なので、俺は出品していないけど出品したとウソをついた。

 大人のずる賢いウソをかましてやった。念のために、彼女の近所の金券ショップを調べて、小林幸子のチケットを探し6,000円で売られていたのを確認して、そこに持って行くようにと店の電話番号を書いたLineを送ってやった。見事なまでのフォローだろ?

 しかも、オークションで売るより高く買い取ってもらえる可能性がかなりある。

 よーく考えてみると、つい最近俺を8ヶ月振りに食事に誘ったのは、このチケットを俺に売らせようとする為に、コネクションをとってきたんだと疑っている。

 決心した!これから俺は罪悪感を感じる事無くウソをつきまくる。




 
 

 今日は8時に家を出て、本牧の食堂までご飯を食べに行った。特に予定はないんだけど、家には居たくなかったので、意味も無く車を運転していた。そして屋上駐車場で何も考えずに頭を無にしていた。最高だよ、こんな毎日が送れたらと思う。


 

 今日は仕事終わりに役職者の会議があった。会議が終わり次第、帰るつもりだったんだけど、飲みに誘われて、断ることも出来ずに行くことにした。まぁ、明日が有休だったのもあるんだけどね…

 まぁ、皆仕事に対してマジメに考えているんだね、感心したよ、今度どうすれば自分の部署の営業成績を上げる事ができるのかを本気で考えているんだね、いやぁ~感心したよ。 マジで。

 俺は「そうですね~、本当そう思います」とか言いながら聞いていたけど…
 
 実際、俺も仕事上ではその様な行動を取っているんだ。部署の為に毎日かけたくもない電話でのセールスも立場上、率先してやっているしね…

 だから、口先だけで何もやらずに文句を言っている奴とは違うと俺は自覚している。仕事も辞めずに14年も働いているし、昇進試験も受けて役職も付き部下も出来て、それなりに仕事もしていると思う。まぁ、この部下からは酷評を受けていると自覚はしているけどね~

 それを踏まえて俺は仕事は辞めたいんだ。もういいだろ?そう思いませんか?


 

 いつものように、朝6時30分に起きて、歯を磨き、髪の毛をセットして、7時に家を出る。職場に8時10分に着き、仕事の準備をする。

 このいつもと同じで退屈な11月12日なんだけど、僕にとっては意味のある一日、それは僕の誕生日だからだ。この歳なると誕生日なんて嬉しく思うことはないんだ。でも、何処かで少し期待しちゃうんだ”何か特別な事が起きないかな?”てね。

 まぁ、特別な事は起きなかったんだけど、仕事で若干いい事があったかなぐらいだ。

 自分へのプレゼントとして、お金が無いので、次の給料日まで買うのを控えていた、 Foo Fightersのアルバム「Sonic Highways」を先ほどアマゾンで注文した。

 親はさすがに知っているので、ケーキを買ってくれた。そして、僕を振った彼女から「今度一緒にお祝いをしましょう」とLineが先ほど来たよ。

 

 もしかしたら、風邪を引いたかもしれない。最近体が弱いんだ。仕事帰り意マスクを購入した。部屋が寒い寒い。

 

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